ディズニーの豆知識

ディズニーとピクサーの違いは?親会社と子会社の関係性だけ?

ディズニー ピクサー
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『トイストーリー』、『カーズ』、『モンスターズ・インク』、『リメンバー・ミー』。

ディズニーのピクサーが手掛けたものです。

どの作品も大ヒットしたね♪

ところで、ディズニーとピクサー、どのような違いがあるのか気になったことはありませんか?

親会社と子会社の関係性だけなのでしょうか。

今回は

ポイント!
  • ディズニーとピクサーの違いは?
  • 親会社と子会社という関係性だけなの?

これらの疑問について、ご紹介します!

ディズニーとピクサーの違いは?

ディズニーとピクサー、実は違うアニメーションスタジオであることが判明しました!

どういうこと?

次で詳しくお伝えしていきますね。

もともとは違う会社だった?

「ウォルト・ディズニー・カンパニー」という大きな会社の傘下にある、ディズニーとピクサー。

正式な会社名はそれぞれ「ウォルトディズニーアニメーションスタジオ」、「ピクサーアニメーションスタジオ」といい、かつては全くの別会社だったのです。

知らなかった…

ピクサーがピクサーになるまで

ピクサーの前身は、ルーカスフィルムのCGアニメ部門の一部でした。

責任者は、全編CGで構成されたアニメーションをいつか作りたいと野望を抱いていたそう。

ピクサーとしての始まりは、1986年、スティーブ・ジョブズがそのCG部門をルーカスフィルムから買い取ったことです。

アップル社の創立者!

ジョブズは買い取ったCG部門を、彼らの商品名から「ピクサー」と命名し、独立させました。

ピクサーの始まり

ピクサー作品のオープニングといえば、ひょこひょこっと現れる愛嬌たっぷりのスタンドライトを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

あのスタンドライト、名を「ルクソーJr.」といいます。

独立したピクサーが、自社の製品をPRするために制作した短編アニメーションに出てくるキャラクターなのです。

名実ともにピクサーの看板キャラクターなんだね!

PRが功を奏し、ピクサー社の評判は上がっていきましたが、何年も続いた赤字を解消するには至りません。

1990年、ジョブズは同社のハードウェア部門を売却。

これによってピクサーはアニメーション制作会社として、新しい門出を迎えました。

ついにアニメーションスタジオになった!

作風の違いを解説!

ディズニーとピクサー、作風は何か違いがあるのでしょうか。

調査したところ、分かった違いは大きく3つ。

そういえばあんまり考えたことなかったな

ディズニーとピクサーの違い
  1. アニメーションの違い
  2. ストーリーの違い
  3. メッセージ性の違い

1つずつ説明しますので、ご覧くださいね。

アニメーションの違い

1つ目は、手描きCGか、という点。

『ピーターパン』や『白雪姫』など、ディズニーを代表する作品の多くは手で描かれています。

ディズニー=手描きアニメーションのイメージは強いかも。

対してピクサーの代表作といえば『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』。

こちらは全編コンピューターで描かれたアニメーションです。

ただ、時代の流れとともにディズニー作品でもCGを使うようになり、最近ではこの違いはあまり明確なものではなくなっていますね。

『アナと雪の女王』もCGだね!

ストーリーの違い

2つ目の違いは、ストーリーが童話か、オリジナルかという点です。

ディズニー作品は童話やおとぎ話が題材になっていることが多いですよね。

たしかに、プリンセスが出てくるお話は大体ディズニーかな?

ピクサーはオリジナルのお話が多く、世界観も独特。

おもちゃや車、頭の中の「感情」など、現実には喋り得ないものが主人公になっている作品も沢山あります。

まるっきり空想の世界なのが面白い!

メッセージ性の違い

3目は、何を伝えようとしているか、です。

ディズニー作品は、勧善懲悪のような、見ていてスカッとするストーリーが大多数。

悪には勇気を持って立ち向かうこと、夢や希望を最後まであきらめずに信じ続けること、お互いを思いやること、といったメッセージが、作品を通して感じられます。

必ずハッピーエンドなのも観ていて安心感があるね♪

一方ピクサー作品は、見終わった後に少し哀愁を感じてしまうような、余韻を残したストーリーが多い印象です。

置かれた立場や環境に物申し、自分の気持ちにどこまでも正直に行動する主人公の姿は、それ自体が私たちへのエールであると捉えてもよいのではないでしょうか。

勇気をもらえる作品が、ピクサーには多いかも!

【ディズニーとピクサー】親会社と子会社の関係性だけ?

ウォルト・ディズニー・カンパニーとピクサーは、親会社と子会社という関係です。

しかしそれだけにとどまらず、二社はお互いの強みを活かしあえる最強のパートナーでもありました。

私たちは最強♪

ディズニーとピクサーの出会い

二つの会社の出会いは、ピクサーがルーカスフィルムから独立したところまでさかのぼります。

ピクサーは当初、高性能なCGアニメーションを製作できるコンピューターの販売事業に注力していました。

その顧客の中に、ディズニーもいたのです。

最初はディズニーがピクサーのお客さんだったんだ!

当時、ディズニーはより高度なCGを自身のアニメーション作りに取り入れる必要性を感じており、ピクサーにソフトウエアの開発を依頼します。

その内容は、原画にコンピューターで色付けする、というもの。

ここから二社の関係性が深まっていきます。

ピクサーのアニメーションに対する熱い想いが認められたんだね!

アニメーション制作会社として新しい一歩を踏み出したピクサーに、ディズニーはある契約を持ち掛けます。

この「ピクサー製作の長編アニメーションを、ディズニーが配給する」という契約によって1995年に誕生したのが、『トイ・ストーリー』です。

歴史の瞬間…!

現在は親会社と子会社の関係なの?

『トイ・ストーリー』が世界中で大成功をおさめたのち、二社間の契約は2006年の『カーズ』で満了となるはずでした。

はずだった…?

2006年、ピクサー・アニメーション・スタジオは買収され、正式にディズニー傘下に仲間入り。

でも単に親会社、子会社という関係性だけではありません。

ウォルト・ディズニー・カンパニーのCEOは、同じく子会社のディズニー・アニメーション・スタジオの改革を、ピクサーに依頼しました。

当時はあまりヒット作がなかったからね

改革の結果生まれたのが『塔の上のラプンツェル』。

ディズニーの世界観と、ピクサーの娯楽性が見事に融合したこの作品は、ウォルト・ディズニー・カンパニーとピクサーが肩を並べていけることを証明しました。

互いの強みを活かしあえるパートナーとして、これからも沢山のヒット作を世に送り出すことでしょう。

これからのディズニーピクサー作品も楽しみ!

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まとめ

今回は、ディズニーとピクサーにどのような違いがあるのかと、親会社と子会社の関係性だけなのか、ということについてご紹介しました。

まとめ
  • ディズニーとピクサーは違うアニメーションスタジオで、元々は別の会社だった
  • ウォルト・ディズニー・カンパニーとピクサーは親会社と子会社の関係
  • ディズニーのヒット作品量産はピクサーの貢献によるところが大きく、両社はパートナーのような存在

歴史的背景にも思いを馳せながら観ると、ディズニーピクサー作品がもっと楽しくなりますね!

作風の違いにも注目してみようっと♪

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